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「目指すは会社と社員の通訳者」オイシックスの人事 中村さんの仕事観

食材宅配ネットスーパー「Oisix(おいしっくす)」を運営するオイシックス株式会社。 今回は同社で人事として活躍する中村さんにインタビュー! 「会社と社員の間に立ち通訳をしたい 」という中村さんの仕事観とこれからについてお話を伺ってきました。

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食材宅配ネットスーパー「Oisix(おいしっくす)」を運営するオイシックス株式会社。

主にインターネットなどを通じた一般消費者への特別栽培農産物、無添加加工食品など安全性に配慮した食品・食材の販売を行っています。

今回は同社で人事として活躍する中村さんにインタビュー!

「会社と社員の間に立ち通訳をしたい 」という中村さんの仕事観とこれからについてお話を伺ってきました。

中村ひかるさん

オイシックス株式会社 人材企画本部 人材企画室 HRセクション マネージャー

青森県出身。早稲田大学大学院卒業。東京家政大学入学後、幼稚園の先生になる夢を早々にあきらめ、ビジネスインターンにどっぷりハマる。同時に日本ラクロス協会に所属し、関東選抜ユースチームのSG/MGを担当。

ビジネスとスポーツの経験から、コーチングや組織マネジメントに興味を持ち、院へ進学。若年層の動機付けについて学んだ。

在学中に、オイシックスでの人事インターンを開始し、新卒採用、社員評価システムづくり、社内行事企画・運営を担当。自分の入社式の企画・実行を経て、2013年4月に入社。現在まで一貫して人事(採用・教育)を担当している。

−本日はお時間いただきありがとうございます。どうぞよろしくお願い致します。

どうぞよろしくお願い致します!

 

−中村さんはどのような大学時代を過ごされましたか?

大学では、幼稚園教諭育成の専門大学で英語教育について学んでいました。幼少時代通っていた英会話教室がとても楽しかったからという理由だけで進路を決めたので、入学してからはしょっちゅう進路について悩んでいましたね。

そんな中、ずっとハマっていた活動がラクロスです。

ラクロス競技は大学生に活躍の機会があり、努力次第で世界大会を目指せるスポーツです。組織運営も学生やOBOGが行っているため、同じ志をもつ全国の学生同士で情報交換が活発だったり、合同練習する機会があったり、一つのゴールに向かって仲間と切磋琢磨し合える環境がありました。今思えば、ベンチャーのような雰囲気があったと感じています。

しかし、大学2年の頃、私は選手生命を絶たれる怪我をしてしまいました。そのときはすごく落ち込みましたが、マネージャーとしてチームに貢献しようと意識を変えてからは、マネージャー試験を経て、よりレベルの高い関東選抜チームに所属し、プロのトレーナーの方からテーピングやフィジカルのケアについて、コーチから組織マネジメントやモチベーションマネジメントについて勉強させてもらいました。そういった経験から、コーチングという分野に本格的に興味を持ち、大学院では若年層のモチベーション研究を行いました。

 

−新卒でオイシックスに入社されるまでの経緯を教えてください。

大学2年の時、人材コンサル会社で1年ほどインターンを経験しました。創業半年の会社は社員数が少ない中でやることが多く、お気楽インターンだった私ですらやることが沢山あり、良い経験になりました。

一方で「自分が心から売りたいと思えないものを売るのってきついな」と感じていました。今思えば甘い考えですが、ひとつの会社の利益のために働くよりもっと社会の役に立つ仕事がしたいと感じたのです。

 

そこで、厚生労働省のインターンを経験しました。ビジネスの重要性は感じつつも毎月のように社員がバタバタと辞めていく環境を見たことで雇用や民間組織の人材育成について関心が高くなっていたためです。

この頃には、将来の夢が、社会で求められている人=ビジネスの場で活躍する人の成長に携われる仕事がしたいという明確なものになっていました。そこで、1年目から人事を任せてくれる会社を探していました。そういった想いを持っていた大学院2年生のときに、オイシックスが初の新卒採用を始めるという広告をみつけて応募したのです。

 

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−オイシックスさんに入社したいと思った理由や、会社の好きなところについてお聞かせください。

実はオイシックスとの出会いは大学2年のインターン生の時でした。当時、私のクライアントは偶然にも宅配サービス事業をやっている会社だったので、競合分析や新規顧客獲得イベントでオイシックスの名前を耳にする機会が多々あったのです。約100名の主婦の方にヒアリングした際にも「オイシックスの方が使いやすいのよ」という声を沢山聞き、何が違うのだろうと調べると、オイシックスのサービスが圧倒的に「お客様目線」だったことも印象的でした。

内定をいただいた時には、そのことも思いだし、この会社のサービスは心から人にすすめられる、この会社で働きたいと思いました。

また、私はいままでの経験から、成長スピードの早い会社で自分も成長したいと考えていました。そのスピード感は社員同士が馴れ合う風土でもなく、社員全員が理念に共感してひとつのことをつくりあげているからだと、入社以来、強く感じています。

 

また、毎回プロジェクトの意味を考えることに重きを置いている点も気に入っています。

例えば、入社式って一般的にセレモニーの意味合いしかなくて、ただ話を聞くっていうイメージがありますよね。一方、私たちは入社式にも「新入社員たちが明日から成果を上げたくてたまらなくなる」ことを目標に、オリジナルな式を作り上げています。内緒で新入社員の家族に手紙を出して「お袋の味」レシピを当日再現するとか、畑から入社証を掘り起こすとか、いろいろなことをやっています(笑)

 

−業務内容について教えてください。

現在は人事として、採用と教育を担当しています。まだ新卒採用を始めて3年目なので道半ばと言いますか、1期生の自分自身が成長しないと新卒採用失敗、ということになってしまうので、必死で頑張っています。

社内教育としては、弊社でステップアップしていくための研修を作っているのですが、オイシックスらしさを追求し続けながらとにかく試行錯誤を続けています。

 

−業務を進める上で参考にしているものはありますか?

初めの頃は書籍に頼っていたのですが、最近は他の同じくらいの規模のベンチャーも参考にするようになりました。「この会社の研修すごいよ」という話を聞くと、すぐに電話かけちゃいますね(笑)

とはいえやはり最も大切なのは現場の声です。人事担当として常に社内でアンテナを張るように心がけています。

 

−現在マネージャーとしてお仕事されている中村さんですが、大変な点はありますか?

昨年8月からマネージャーになり、部下を持つことになりました。オイシックスは社員を成長させるために“ちょっとだけ”キャパシティ以上の成長機会を与えてくれる文化があります。少しだけ背伸びさせてもらった目標をもっている状態です。

自分が新しい業務を覚えつつ、部下にも教えなければならないというのは、初めての経験です。

もともと人に頼らず自分でやってしまうタイプの人間なので、指示が言葉足らずで伝わっていないということもあったり、反省すべき点はまだまだ多いですね。日々勉強しながらチームと成長し続けることができればと思っています。部下を含め、チームの皆さんには迷惑しかかけていないので早く恩返ししたいですね。

 

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−1日の流れを教えてください。

定時は9時半〜18時半です。朝礼でその日やることを確認し、作業をすすめます。午前中の集中力が高い時間帯に企画立案やデータ集計等ができるよう工夫しています。

ランチは、人事として会社全体の状況を知るべく、他部署の社員と食べるように心がけています。午後はミーティングや面談、商談などが多いですね。中途採用は夜の面談や会食が多くなります。

 

−中村さんがお仕事をする際に意識していることはありますか?

人事は外部とのやりとりはもちろんですが、内部でも見られていることが多いので、私の小さな行動が他人に影響を及ぼすこともあることを自覚しています。言動一つ一つが適切なものかどうかは意識していますね。

また、人事として、「ギャップを埋める通訳」になりたいと考えています。外部の人から見たオイシックスのイメージと現状とのギャップ。社内で経営層と社員の間で発生するコミュニケーションギャップなど。社内外問わず、そういったギャップを理解し、うまく伝えていく。介在価値のある人事になれるよう心がけています。

 

−求める人材、人物像などはありますか?

私は、オイシックスのサービスのファンを増やしたいと考えていますし、社員の中にもファンユーザーが多数います。しかし、一緒に事業を進めていく仲間は、単にファンだけではだめだと考えています。

「野菜好きで野菜ソムリエの資格を持っています」、「食が好きで食の領域で仕事がしたいです」という事だけではなく、「世の中に豊かな食生活を増やしたい」「こういう社会にするためにオイシックスで働きたい」という想いやビジョンがあり、それを実行するために今何をするべきかを認識し“行動”している社員が多いです。

個人の夢の実現のために、手段としてオイシックスを選んで頂いてもかまいません。きっとその方が、個人は早く成長しますし、それが会社の発展にも寄与すると思います。もし、オイシックスで働くことに興味があり、今後出会う機会があれば、面接用にとりつくった内容ではなく、ぜひありのままの想いを伝えていただけると嬉しいです。

 

−中村さんの、今後のキャリアビジョンを教えてください。

私は今までの経験から、どちらかと言えばハプンスタンスな考え方でキャリアを歩んでいくと思っています。常に目の前の仕事で結果を出すことだけを考えたいですね。

入社3年が経ち、個人に対しても会社に対してもより具体的な課題が見えてくるようになりました。常に自分ができる最善策を考え、都度発生する問題を楽しみながら物事に取り組んでいきたいと思います。

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